乳首がかゆい授乳中のママ、この症状が気になったら皮膚科へ!-皮膚科の口コミ
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乳首がかゆい授乳中のママ、この症状が気になったら皮膚科へ!

ママのお肌のコンディションは、産後もホルモンバランスの影響で揺らぎやすいもの。

「乳首がかゆい!乾燥してるのかな?」
「かゆいを通り越して、激痛……」

授乳をしているママを悩ませる肌トラブル。特に乳首は皮膚も柔らかくデリケートですし、赤ちゃんのことを考えると不調は早く取り除きたいですよね。

乳首がかゆくなる原因はホルモンの影響の他にも乾燥やストレスなど様々ですが、場合によってはカンジダなどの皮膚疾患の症状ということもあるんですよ。

この記事では、授乳中に乳首がかゆくなる原因をいくつかご紹介しています。乳首のカンジダについても詳しく解説しているので、もしも症状が当てはまる場合は早めに皮膚科を受診してみてくださいね。

赤ちゃんが口をつける場所にお薬を塗って大丈夫なの?という方へ、信頼できる情報も併せてご紹介しています。

それではさっそく、授乳中のママの乳首がかゆくなる原因から見てきましょう!

授乳中に起きやすい乳首の肌トラブルの原因と自宅でできる対策

よくある原因 自宅でできる対策
乾燥 ワセリンや馬油を塗る、適度な水分補給
かぶれ
(母乳・赤ちゃんの唾液が付着)
授乳後に清潔なガーゼを湿らせて拭く
蒸れ
(ブラジャー・母乳パッド)
素材を変える、こまめに取り替える

授乳中に乳首がかゆくなる原因は、乾燥・かぶれ・蒸れの場合が多いんですよ。

乾燥対策には保湿と適度な水分補給が大切です。母乳や唾液でかぶれてしまうようなら、キレイなガーゼを少し湿らせたもので患部を優しく拭きましょう。

また、ブラジャーや母乳パッドの蒸れにも気をつけましょう。蒸れた状態をそのままにしておくと雑菌が繁殖しやすくなってしまうので、こまめに取り替えたり素材を変えてみるのも良いですよ。

乾燥・かぶれ・蒸れを放置していると、お肌のバリア機能が低下する可能性が高くなります。お肌のバリアが弱くなると、日和見感染症としてカンジダ症が現れてしまうこともあるんです。

「これってカンジダ症?」乳首に湿疹やかぶれがあるなら皮膚科へ行こう

カンジダ症とは、身体の常在菌でもある菌が繁殖することで様々な症状が現れます。普段は悪さをしないこの菌が繁殖するきっかけは、免疫力の低下やお肌のバリア機能の低下なんです。

カンジダ症は皮膚真菌症の1つなので、治療には抗真菌薬が使われます。病院からはクリームや軟膏などの塗り薬が処方される場合が多いですよ。

診察で胸元を見せるのに抵抗がある……という方は女医さんや産婦人科へ行くこともできます。でも、皮膚科の医師にとっては見慣れた患部の1つなので、極端に心配しすぎなくても大丈夫ですよ。

ステロイドの塗り薬が処方されたら授乳前に拭き取ればOK

皮膚科では、治療のためにステロイドなどの塗り薬が処方されることもよくあります。

授乳中のママなら「母乳に悪い影響はないのかな……?」と気になる方も多いですよね。

授乳中ということをきちんと医師に伝えた上で処方されたものならば、過度に心配する必要はありませんよ。

授乳の前には清潔なガーゼなどで拭き取るということだけ気をつけておきましょう。

『Q 皮膚科用剤・軟膏(ステロイド)
アトピーでステロイドの軟膏を使いたいのですが、授乳中には問題になりますか?使ってはいけない部位などはありますか?

A 軟膏などの外用薬の局所的な使用ではお母さん自身の血液中に吸収される薬の量が非常に少ないために、母乳中へ移行する薬の量はごくわずかです。

軟膏やクリームなど、外用薬の通常量の授乳中使用が赤ちゃんに影響する可能性は低いと考えられます。

乳頭や乳頭周囲に塗る必要がある場合には、赤ちゃんの口に入らないように授乳時にガーゼなどでふきとってから授乳するとよいでしょう。』

引用元 国立成育医療研究センター

お薬の母乳への影響が心配なら専門家に相談しよう

お薬への不安がある場合、まずは担当の医師や薬剤師に相談しましょう。

それでも悩みが解決しない場合は、国立成育医療研究センターのサイトから「授乳と薬の電話相談について」を確認してみるのもオススメですよ。

国立成育医療研究センター

こちらへ電話相談を希望する場合は、「相談までの流れ」をしっかり読んで内容を確認してから電話をかけてくださいね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。この記事では、授乳中の乳首の肌トラブルについて原因と対処法などをご紹介しました。ポイントは次の3つです!

  • 乾燥、かぶれ、蒸れが乳首周辺の肌トラブルの原因にもなる
  • 保湿と清潔に保つことを心がけよう
  • 湿疹やかぶれが気になる場合は皮膚科の受診も検討しよう

乾燥などでお肌のバリア機能が低下してしまうと、雑菌が繁殖する絶好の機会となってしまいます。

忙しくてなかなかスキンケアをする時間が取れないこともあると思いますが、乳首は赤ちゃんが口にする部分でもあります。できるだけ清潔にしてしっかりと保湿しておきましょう。

いくら保湿などをして気を配っても症状が改善しない場合は、皮膚科への受診を検討してみてくださいね

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