皮膚科へ行きたい妊婦さんはこれを読んで!【失敗を防ぐポイント】-皮膚科の口コミ
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皮膚科へ行きたい妊婦さんはこれを読んで!【失敗を防ぐポイント】

「妊娠してから、お肌の調子が崩れ気味……なかなか治らない……」
「肌がかゆくてたまらない!皮膚科へ行きたい!」

そんな肌トラブルのお悩みを抱える妊婦さんも多いですよね。

それもそのはず、妊娠中は身体の中のバランスも目まぐるしく変わります。そんな妊婦さんのお肌にトラブルが起こるのは、ごく自然なことなんですよ。

妊婦さん特有の皮膚疾患として妊娠性痒疹など様々な病気もあります。症状が悪化する前に、早めに皮膚科へ行きたいですよね。

皮膚科へ行くときは、お薬手帳の他に母子手帳もあれば持参してください。受診の際に、「妊娠中です」と伝えることもお忘れなく!

でも、皮膚科のお薬はお腹の中の赤ちゃんに影響はないのかな?妊婦加算って聞いたことあるけど、どうなの?と、他にも気になることはたくさんありますよね。

この記事では、妊娠中に皮膚科を受診するときの忘れがちなポイントをしっかり解説しています。病院の選び方についてもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

意外と落とし穴!着脱しやすい服装で受診しましょう

お腹や背中に発疹が出ていたり、かゆみが身体中に広がっているなら少し気をつけてもらいたいのが、受診時の服装です。

マタニティのワンピースは、妊娠中に着やすくてとても便利ですよね。でも、もしもすっぽりかぶるタイプのワンピースを着て行ったら、お腹や背中を見せるのにはちょっと恥ずかしい思いをしてしまうかもしれませんよ。

症状の出ている場所をよく観察してその病状を判断してくれる医師は、治療への意識がしっかりとある方です。症状によっては写真を撮って、経過を詳しくみるのも良い医師とされていますよ。

症状が出ている箇所を視診してもらうのは大事なことです。皮膚科を受診するときは、トラブルのある部分を見せやすいような服装で受診することをオススメします!

お腹に赤ちゃんがいることを皮膚科の医師にもきちんと伝えよう

お腹の中に赤ちゃんがいることを伝えておかないと、思わぬトラブルになってしまう場合があります。

例えば、できる限り妊娠中の使用を避けた方が良い薬の例として、アトピーの治療薬でもあるタクロリムス(プロトピック)軟膏があります。

『妊婦または妊娠している可能性のある方はタクロリムス(プロトピック®)軟膏を塗ってはいけません。また、タクロリムス軟膏を使用中の方は授乳を避けて下さい。』
引用元 日本皮膚科学会

お腹に赤ちゃんがいることをきちんと医師へ伝えないと、こういった妊娠中の使用を避けたいお薬が誤って処方されてしまう可能性も捨て切れません。

皮膚科を受診するときは必ず妊娠中であること・何週目なのかを伝えてくださいね。そうすれば、妊婦さんも使用できるお薬を医師がきちんと選んで処方してくれますよ。

ちなみに「ステロイドって聞くとちょっと不安……」という方もいるかもしれませんが、塗り薬が体内へ吸収される量はごくわずかです。ステロイドも種類によって強弱があるので、妊娠中でもよく処方されるものもありますよ。

妊婦加算は現在ありません!

妊婦加算について様々な意見がありましたが、2018年12月31日に正式に凍結されて、現時点では妊婦加算はなくなっています(2019年2月現在)。

『平成30年度診療報酬改定により新設された妊婦加算については、平成31年1月1日から算定できないこととなります。取扱いについてご注意いただきますようお願いいたします。』
引用元 関東信越厚生局

参考 厚生労働省の通知

上の資料にもある通り、皮膚科などへ行っても今は妊婦加算として料金が上乗せされることはありませんよ。

妊婦加算の目的や内容についてはここではご紹介しきれませんが、ひとまずお財布を気にしすぎなくても良いのは嬉しいですね。

良い病院を探し当てるポイント・受付の対応をチェック!

「妊婦の皮膚疾患も得意としています」と書かれているような病院を近所で探すのは難しい場合もあります。

そんなときは、病院へ電話して「妊娠中の皮膚疾患を診てもらえますか?」と聞くのも1つの手段ですよ。

特に開業医ならば、その医師がどういった姿勢で医療現場と向き合っているのか、受付の対応からもうかがえる場合があります。

受付の人がきちんと話を聞いてくれて、節度を保ったしっかりとした態度であれば、そこの病院の医師も真摯な姿勢で治療に取り組んでくれる可能性が高いとも考えることができますよね。

まとめ

この記事では、妊娠中のお肌のトラブルで皮膚科への受診を考えている方へ、受診の前に知っておきたいいくつかのポイントをご紹介しました。

  • 病院には着脱しやすい服装で行くと良い
  • 妊娠を医師に伝えて、妊娠中でも使用できるお薬を処方してもらおう
  • 妊婦加算は現在ありません
  • 自分に合った病院を見つけるために、受付の対応をチェック!

発疹があったり、夜も寝付けないほどかゆみがひどいと本当に辛いですよね。症状がひどくなる前に皮膚科を受診して、適切な治療で回復を目指しましょう。

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